Se projeter dans l'avenir 〜INSEAD MBA留学記〜

2018年8月からINSEAD MBA留学。MBAで感じたことについて毎日つづります

日本がキャッシュレス化に向けて動いているけど

キャッシュレス化に向けて、経済産業省が動く(久保田博幸) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

今日見つけた面白い記事。経済産業省が、キャッシュレス決済の規格統一化に向けて動き出していることを日経が報じたもので、うまく行けば急速に普及するかもしれないと結論づけています。

 

前回このブログでも中国のキャッシュレス化を書きましたが、日本もようやく動きが出てきた、と言えなくもないでしょうか。

dajili.hatenablog.com

 

ただし、少しきになるのが、「大手銀行や楽天NTTドコモKDDIが加わる「キャッシュレス推進協議会」(仮称)を立ち上げる。」という点です。日本の場合、こうした新しい取り組みも、結局大企業を中心にトップダウンでやってきてしまうのか、と思ってしまいます。

 

個人的にはこのキャッシュレスというのは、海外にも展開できるようなビジネスチャンスを秘めていると思います。しかし、このように日本国内だけの、しかも大手企業による協議会を行うことで、国内のみの視点だけに止まってしまうのではないかなという懸念があります。

 

過去に携帯電話の需要が高まった際に、各種携帯メーカーが日本の規格に基づいて続々と製品を投入し、結果としてガラパゴス化。利便性で勝る海外メーカー勢に一気にシェアを奪われたということがありました。そもそも規格化というのはユーザーフレンドリーを目的としていますが、その規格化自体が特定の供給者のみに限定されて作られてしまうと、供給者の都合で仕様が固まってしまい、結果としてユーザーフレンドリーとは程遠いものになってしまうというジレンマをはらんでいます。今回のキャッシュレスも、日本で「日本オリジナル」の規格化にこだわるあまり、利便性がないがしろになってしまうことがないようにしてもらいたいものです。というか、こういうことをしているうちに中国勢(アリペイ)に進出されるんじゃないかな、と思っています(まあ、そうならないよう日本が規制をかけているのでしょうが)

 

では、では