Se projeter dans l'avenir 〜INSEAD MBA留学記〜

2018年8月からINSEAD MBA留学。MBAで感じたことについて毎日つづります

MBA Period Zero Final Assignment

留学先のフランス出発まで残すところあと10日となりました。日本に帰ってきてからはビザ申請や実家めぐり、国内旅行などであっという間に時間がすぎてしまい、まだまだやり残したことが多いような気がします。完全にオフモードになりつつあるので、まだ実感がわきません。

 

と言いながらも、実はMBA Period Zeroの最終試験があったのでプレゼンを作成し、オンラインで提出しました。課題の内容としては、ケースで扱ったフランス発のライドシェアスタートアップであるBlaBlaCarを元に、「BlaBlaCarは自分が住んでいる国に参入すべきか?」というものでした。ライドシェアは自分にとっては無縁のサービスでしたので、課題を通じて色々とリサーチをし、勉強になりました。

 

ライドシェアとは、日本語で言うところのいわゆる「乗合」というものです。タクシーでも乗合などがありますが、ドライバーが行き先を同じくする乗客を「同乗させていく」というものです。タイムズなどが提供するカーシェアとは異なり、サービス利用者が車を運転する必要はありません。

 

またこのサービスは、UberやDidiなどのような「ドライバーが金銭を収受する」ことを前提としていません。同乗者に対しては、あくまでも途中でかかったガソリン代や高速道路代金などの費用を請求することができるのみとしています。

 

日本においては、この「ドライバーが乗客を目的地に連れていき、代金を徴収する」と言う行為を、「白タク」とみなして、法律で禁止しています。一方で、後者の「目的地にたどり着くまでにかかった費用を(人数で割った分で)請求する」ことは問題ないとしています。

 

この法律があるために、UberやDidiは、日本においてはサービスを提供できていません。一方で、後者のサービスについては「notteco」というウェブサイトがマッチングサービスを提供しています。

 

こうした規制のために、日本人のライドシェアに対する認知度や意欲は非常に低くなっています。国土交通省の統計によると、本来ライドシェアについては20代30代が最も利用意欲が高いのですが、日本は中国やアメリカと比べても、利用意欲が非常に低い状態にあります。中国やアメリカが80%の人がライドシェアを利用してみたいと言う一方で、日本のそれは40%止まりとなっています。しかしこれは、あくまでもライドシェアが身近にないために、どのようなサービスになるのかがイメージしづらいと言うことも影響しているかもしれません。

 

ただ思うのは、これから少子高齢化・人口減の社会になる中で、過疎地域の公共交通機関の維持が困難になることが予想されます。そうした課題に対し、ライドシェアは一つの解決方法として注目されるべきなんじゃないかなと言うものです。現にnottecoは北海道の地方自治体とコラボしてそうしたサービスを展開しています。今後ライドシェアはCtoCから、BtoBにシフトして行くことも考えられるんじゃないのかな、とリサーチの中で思いました。このFinal Assignmentでは、この主張をベースにプレゼンを作り込んで行きました。

 

きになるのが評価方法ですが、ここで採用されていたのがPeer reviewと言うものです。これは、他の受講者が私のプレゼンを評価すると言うものです。合計で4人の受講者が私のプレゼンをみて、採点基準に則って評価をつけてくれました。

 

きになる点数は…満点ではないものの、全体の9割以上のスコアを取ることができました。相対的にどうなんだろう?と言う疑問は残りますが、まあ満足のいく点数でした。

 

では、では