プログラムスタート前のキャリアコーチとの面談で、キャリアについて考えてみた

 来たる13日に、INSEADのCareer Development CentreのキャリアコーチとSkypeで面談を行いました。

 

Career Development Centreとは、日本語で言うところのいわゆるキャリア支援室で、卒業後のキャリア形成をしっかりと行うべく、在学時からサポートをしてくれます。とくにこのキャリアコーチは、学生一人ひとりに担当がつき、各ピリオドで最低一回は面談を行うというプログラムだそう。一人ひとりに担当がつくと言うのはなかなか他のスクールでもないことであり、500人もいる学生によくもまあこんなサポートができるなあと感心してしまうものです。

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なぜこんなにもキャリア支援に積極的に取り組んでいるのか。なぜならMBAスクールは、学生の卒業後の進路や給与によって、評価が大きく左右されるからです。MBAと言うと学生にとってはある種の自己投資。MBAで勉強することを投資活動と捉え、MBA前と後における期待収益の差によって投資回収をしていくと言う考え方を(ほとんど)多くの学生が取り入れています。実際、巷にあふれるMBAランキングも、そうした考え方をベースにしています。すなわち、入学前の平均給与と卒業後一定期間の平均給与の差額でもってそのスクールのROI(Return on Investment)を測り、それによって各校に点数をつけると言う方法です。このため、MBAで来る学生に、しっかりとしたキャリアを歩ませるようサポートすることは、学校側にとってもメリットになりうる、と言うわけです。

 

 

この面談以外にも、英文履歴書やカバーレターの書き方などのウェブセミナーなどが開催されており、このCentreのサポートの手厚さをプログラムスタート前から感じている今日この頃です。

 

さて、その面談では、簡単な自己紹介に始まり、どうしてMBAに来たのかという点の説明やら今後のスケジュールについての確認を行いました。一応私はキャリアの面で、ロケーションの志向(アジア)があることを説明すると、「それはいい。シンガポールキャンパスにでもExchangeして、そこでしっかりとネットワーキングをすることだね」とのアドバイス。ロケーション別にキャンパスがあり、自由に動くことができるというのもINSEADの強みだと思いますが、やはりシンガポールINSEADのキャンパスがあって本当によかった!と実感した日でした笑

 

では、では