MBA’19J Launch Week⑧

今日は終日「Introduction to the General Management」という授業を受講。授業といっても、導入であり成績には影響しないもので、位置付けとしてはこれから始まる授業のシミュレーションというものでした。しかしながら、予習としてケースを二つ読み、それに関してグループでディスカッションを行い、それをセクションで発表し…と、いよいよMBAの授業っぽくなってきました笑

 

General Managementは、いってみればラインの管理職ということではなく、事業全体を見るようなポジションのことを指します。日本語で言うところの事業部長的な役割で、私は前職で日本と上海の職場でいずれもGeneral Managementに属する人々を目の当たりにしてきたので、比較的想像がしやすかったです。

 

また、ケースも面白かった。ヨーロッパのとある航空会社を取り上げ、その中で起きている問題についてとくものでした。日本でもJALのケースがアメリカのビジネススクールで取り上げられたりと、何かと注目がいくエアライン業界であり、私も個人的に非常に興味を持っていたので、とても楽しく授業を受けることができました。

 

改めて考えると、航空業界は本当に経営戦略・トップマネジメントが要だなと感じました。なぜなら航空業界には以下のような特徴があるからです。

①政治との密接な関わり=トップ層によるロビー活動、ステークホールダーとの関係構築が不可欠

②航空機を中心とする高い固定費割合=どの路線にどの機体を置くかの戦略的判断が大きな勝敗を分ける

③基幹産業であるため、往往にして労働組合が強い=組織論の観点から非常に強いリーダーシップ、実行力が必要

 

しかも、前回このブログでも取り上げた通り、一回の意思決定にかかるコスト(撤退コスト含む)が非常に高いため、一旦決めた事項はなかなか変えることができない、経路依存性が強い業界でもあると思います。このため、一つ一つの意思決定が非常に重要な役割を果たしているのかもしれません。

dajili.hatenablog.com

 

終了後、集まった同級生となぜかビールを片手に談笑することに…。同じグループのザンビア人学生と、ビール業界について議論。曰くアフリカでは慣習的に、女性はビールを飲まないとのこと。しかし最近ではそのルールも緩くなり、一部では自家製ビール(!)を周囲に売り回っている人もいるとか笑。日本でもブルワリーのブームが起きていてもしかしたらアフリカで一攫千金も夢ではない?とかかんとか。

 

その後韓国系アメリカ人と東アジアの外交について議論。もちろんここは私の得意分野(笑)なので、色々と持論を展開。するとなにやらかなり感心してくれたのか、「INSEADにもPoliticsを語るClubがあるから、それに招待するよ!」と言われる…。大丈夫なのかなと思いつつ、まあ興味本位でなんとか頑張ってみるかな笑

 

では、では