9月5日 〜就活と日本人飲みでネットワーキングについて考えてみる〜

今日は授業がない水曜日。水曜日に授業がないのは、この日に合わせてキャリアイベントが入ってきたり、グループワークを挟んで来るためで、あとは土曜日と水曜日のスケジュールを入れ替えることで、土日であんまり遠出しないように学生に牽制をかけているのかもしれないという噂が流れています笑 何れにしても、水曜日に授業がないということでちょうど良いリフレッシュと溜まった宿題を片付ける時間に充てることができていて、個人的には満足です。

 

午前中に宿題を済ませたのち、家族で食堂でランチ。帯同している妻・子供は午前中INSEADのPartners Club主催のMusic教室に出ており、途中で合流しました。INSEADはPartnerや子供に対するプログラムも非常に多く、手厚いサポートをしてくれています。パートナーは図書館や食堂を学生と同様使用することができるので、とても助かっています(流石に、授業の聴講はオフィシャルにはNGとなっているみたいですが、教授との交渉次第ではあるようです)

 

昼はグループワーク。明日のOrganisational Behaviourの授業で課されているグループワークの予行練習ということで、全員で集まって情報共有をしました。私以外は英語圏の滞在期間が長く、ほぼネイティブの間に割って入るのはなかなか大変ですが、最近はなんとか慣れつつあります。ただ、もっと質を高めていかなければならないなと思う今日この頃。

 

終了後、企業説明会へ。事業会社2社の説明会に行きました。いずれも、MBA卒業生を対象としたキャリアプログラムを準備しており、非常に魅力的に見えました。以前CambridgeMBAにキャンパスビジットした時に学生が話していた「MBAとると就活の視点が全く変わって来る」という言葉を思い出し、今まさにリアルに体験をしているんだなと実感してしまいました。

 

夜は日本人学生での集まりがあるというので、フォンテーヌブロー唯一の由緒正しき(?)日本料理屋で日本食を堪能しました。去年入学に比べ今年は以上に多い日本人学生。なんだかんだ最終的にはこの人たちと密接なつながりができていくんだなと思いつつ、久々の全日本語トークを堪能しました笑

 

考えたのが、ネットワーキングについて。結論としては、純粋に「ネットワーキング」を考えるのであれば、なんだかんだ自分とバックグラウンドの近い人々と頻繁につるんでいてもいいんじゃないかなと思ってきてしまった今日この頃です。ここにきてすぐ、様々な国籍の人と握手を交わし、WhyMBA/AfterMBAで会話をつなげ、やれこれつながりを広げてきましたが、自分とバックグラウンドがかけ離れている人が大多数です。そういう人たちと無理して繋がっているよりかは、自分とバックグラウンドが近く、相乗効果を生み出せそうな人々と強いつながりを作り、そこからはMBAコミュニティを駆使して弱いつながりを広げていく、というようなアプローチでいいんじゃないかなと。

 

以前私は語学留学という形で海外に滞在していたことがあったのですが、その時は逆で、むしろ日本人や同じバックグラウンドの人とあまりつるまないようにしていました。そうすることで、外国語習得のスピードはかなり早まりましたし、留学先の地域の理解が深まった気がします。そうした自分と異なるバックグラウンドの人との交流によって自分の視座を広げることはもちろん一つの目的かもしれませんが、一方で、自分のキャリアスパイラルをもう一つ上に持っていくために、ある程度共通項の多い人との交流も必要だと思ってきたわけです。

 

まあ、見方を変えれば「自己防衛」にも見えかねない笑ロジックができてきた今日この頃ですが、この考え方がどう変わっていくか、これからじっくり見て行きたいと思います。

 

では、では