INSEADの授業の特徴について考察してみる①

P2が始まってもうすぐ一週間が経とうとしています。授業もディスカッションの比重がだんだんと増えてきて、だいぶ面白みを増してきているなと思う今日この頃です。

 

INSEADでは、P1とP2がコア科目で、学生に選択の余地はなく、Sectionという70人近くの同級生と同じ授業を受けて行くことになります。改めてカリキュラムやGrade systemなどの「仕組み」に注目して見ると、色々なことがわかってきます。

 

①グループワークを重視するプログラム

INSEADでは、Sectionからさらに5-6人規模のGroupに分かれ、その単位でGroup Assignmentなどが課されるのですが、その比重が想像以上に多い印象です。P2でも、また第1週目にも関わらずすでに3つのグループワークをこなしています。P1でも多い時だと4-5のグループワークに取り組まなければならない週もあり、グループメンバー同士で密着するかのように議論をしていたこともありました。

また、その重視具合はGradingにも現れています。ほとんどの授業において、グループワークが成績の3割(大半がExamというのも特徴的ですが‥)を占めており、授業によっては出席やクラスでの発言よりも比重が高いものがあります。こうしたところを見るにつけ、いかにグループをうまく回して行くか、というところが評価担っているのかもしれません。

とは言いながらも、このグループは職歴・国籍共に多様に富んでおり、議論を一つにまとめ上げることは一筋縄では行きません。私のグループでもしばしば意見の衝突がおきますし、他のグループでは一触即発の雰囲気になり、「もうグループにはうんざりだ」と明言する学生まで出てきています。

しかし、そういったグループワークで出てくるストレスやプレッシャーについても、しっかりと受け止めるカリキュラムになっているのかなと思います。その典型例がPLDP(Personal Leadership Development Programme)で、どのような形でチームの中でリーダーシップを発揮して行くかということを勉強するカリキュラムなのですが、学生によってはコーチ・メンターとして活用している人もいます。

 

では、では