INSEADの授業から、TOEFL/GMATについて振り返る

あけましておめでとうございます。来週からシンガポールで授業が始まるわけなのですが、現在は日本に滞在し、いつもと変わらぬ年末年始を過ごしています。日本に戻ってきて色々と留学生活を振り返り、改めて現在の経験の価値について考えています。その中で思うのは、英語についてです。

 

私は英語圏での滞在経験はおろか、留学経験もないいわゆる「純ドメ」に属する人間ですので、英語でのコミュニケーションについてはそれなりに苦労している印象です。各国のアクセントに苦戦したり、自分の言っていることがうまく伝わらずなんども聞き返されたりと、一般的な日本人学生が苦戦するところでしっかりと苦戦しているような気がします。

 

そこで思うのが、出願時にあれだけ勉強したTOEFL/GMATはなんだったのか、という疑問です。御多分に洩れず、英語のスコアメイキングには大きく苦労しましたし、逆に言えばそれなりに時間をかけて準備してきました。にも関わらず、まだまだ勉強が必要だなと感じている今日この頃であるわけです。とは言いながらも、TOEFL/GMATの勉強は現在のMBA生活を行う上でとても有益だったかなと思います。なぜかというとこの勉強と通じて得た観点を、そのまま学校で使っているような気がするからです。特にGMATについては、それぞれのセクションがうまく活きています。

 

AWAはそのままレポート書くのに使えています。勿論、ネイティブに比べると英作文の質(特にワードの選び方)は劣りますが、論理展開や文章構成などではうまく活用しているかなと思います。Verbalについても、Critical ReasoningやReading Comprehensionについてはケースを読む際や議論をする際のベースとなる考え方となっています。特にRCはケースでとても役に立ってます。Quantitativeについては、ファイナンスやビジネスエコノミクスの授業で必要最低限の知識として重要となってきます。

 

当初TOEFLやGMATの勉強を進める際には本当に苦しかったのですが、今振り返ると、MBAの予行演習をしていたような気がします。数年前にスコアメイキングをしていた自分に「やっててよかったよ!」と言ってやりたい気分です。笑

 

では、では