MBA Period Zeroが開講したってよ、とその前にこの学生の多様性に驚かされる

MBAプログラムまで3ヶ月を切り、ますます忙しさが増してきた今日この頃です。特にビザが非常に面倒で面倒だったり、しかも日本で申請をしないといけないので必要資料を遠隔て集めないといけないだったりでかなり労力を削がれています。。。この辺りの話は別でするとして、今日はINSEADが提供しているオンラインのコース、Period Zeroについて紹介します。

 

INSEADから、「MBAプログラムが始まる前に導入的なオンラインコース開講するからJoinしてね!」という感じの軽いノリでメールが入っていたのが5月の末あたり。そこからプログラムスタートまで計7週間にわたってオンライン上でのレクチャーが受けられるというサービスがありました。テーマが「The Exploring Management Challenges 」ということで、管理職として海外で現地スタッフ相手に大いに頭を悩ませてきた私にとってはかなり興味深いトピックだったので、頑張って取り組むことにしました。

 

このコースではINSEADの授業の特徴であるケーススタディを用いて、フランス発のカーシェアリングサービスの会社を題材に議論を進めてきます。

 

このプログラムの目的は、授業を通じた知識の習得はもちろんのこと、①プログラムスタート前に、擬似的な授業を受けることで、INSEADのレクチャースタイルに慣れていく、②MBA学生との交流という二つの意味があるようです。特に②については掲示板のようなもので学生が活発に意見をやり取りできるようなシステムになっており、すでに私も何人かの学生とコンタクトを取ることができています。

 

プログラム自体の紹介はまたどこかで行うとして、興味深いのが学生のバックグラウンドです。自己紹介の掲示板というものがあって、だいたいどの学生がどのようなキャリアを歩んできたのかがわかるのですが、その経歴がまたみなさんすごいすごい…。以下は私がざっくり見て面白いなと思った人々

 

ケース①:オランダ人で大学在学中に起業、その後北京で違うビジネスのスタートアップに携わり、今はバルセロナに滞在

ケース②:中国人で、大学卒業後北京でPEに携わったのちドイツで修士を取得しヨーロッパで仕事。ベルリン・スイス・パリで仕事をしたのちに今は深センに滞在。

ケース③:インド人で、学部をオーストラリア・修士をイギリスで取得したのち、アメリカ・ヒューストンで医療系スタートアップに携わる。その後ボストンで違うスタートアップに参画中。

 

INSEADは学生のDiversity(多様性)で有名で、英語の他入学時と卒業時に言語を習得していることを証明しなければならないため、バイリンガルトリリンガルは当たり前の世界。国際色豊かなのが特徴なのですが、改めてその豊かさに驚かされます。私も中国でのビジネス経験がありますが、フリーザが現れてとたんに見せ場がなくなった天津飯のような気持ちです。笑 こんな環境でもなんとかスーパーサイヤ人になれるよう頑張っていきたいものです。

 

では、では