だじりブログ

日々の読書から広がる考察

読書リレー(57) 「ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉」

 

 

投資とは何かを教えてくれる、そんな一冊です。

 

ウォーレン・バフェットといえば、アメリカでその名を知らない人がいないくらい有名な実業家。バークシャー・ハサウェイ社のトップとして株式投資を行い、莫大な財を築き上げた方です。その投資方法はユニークであり、多くの投資家が彼のスタイルを勉強しています。また、彼が独自に作った「バフェット指数」は、景気・株価動向の予測に広く使われています。 そのバフェット氏の名言を集めたのがこの本です。言葉だけでなく、その言葉の背景のストーリーも紹介しており、読みやすい内容となっています。

 

そうした名言の内容からは、単に投資だけでなく、会社経営やおかねの考え方について様々な示唆を与えてくれます。例えば、コスト削減に対する考え方について。バフェット氏は「私は、どこかの会社が経費削減に乗り出したというニュースを耳にするたびに、この会社はコストというものをちゃんと理解していないと思ってしまいます。経費の削減は、一気にやるものではないからです」という言葉を残しています。これは、彼にとってのコスト削減は「当たり前」なことであり、わざわざ言葉に出して宣言する必要がないわけです。逆にコスト削減をコメントすることは、今までその点について意識していなかったということになります。

 

また、何かに集中することの重要性を説いています。バフェット氏は自分が詳しくない業界については投資をしないというルールを敷いています。それは、単純にあきらめる、というわけではありません。彼の言葉を借りれば、「自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまで厳密に決められるかです。」というのです。己をわきまえるということも、投資だけでなく大事な考え方ですよね。 では、では