9月12日 〜ベルサイユとエッフェル塔と〜

今日は授業がなく、1日休みの日。妻の両親がパリに観光に来ているということで、一緒に旅行に出かけました。

 

午前中は、ベルサイユ宮殿へ。実は今回が初めてだったので、かなり楽しめました。ベルサイユ宮殿はルイ14世が建造したもので、絶対王政の象徴ともいえるべき存在。そこかしこに、贅沢の限りを極めた装飾品や絵画、芸術品があり、見るものを圧倒させます。

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一方で、少し歪んだ見方なのかもしれませんが、政治学的な観点で言うと、自分自身の政治的正当性を表現するのに、このようにあからさまにわかりやすい、豪華絢爛な建築物が必要だったのではないのかな、と考えてしまいました。あくまでも日本や中国といったアジアの建造物との比較検討に過ぎないため、まだまだ考察は必要なのかもしれませんが、特に日本の建築は、見る人に解釈の余地を残すように、あえて空間を隠したり、ある場所を見れなくしたりするように施されています。神社や皇居などがまさにその典型例で、見えないからこそミステリアスの中に神秘的な美しさであったり、質素な中にも何か厳かな印象を感じざるを得ない、そんな印象を受けます。

 

一方でベルサイユ宮殿にあるのは、これでもかと言うくらい自己表現がたっぷり詰まった装飾や絵画の数々です。逆にこれくらい表出しないと、自分自身の政治的正当性を表現することができなかったんじゃないのか、と思ってしまうくらいでした。こうした東洋・西洋の建造物から想いを馳せるのも悪くはありません。

 

昼はエッフェル塔へ。このような建物はあまり上まで登って見物しないのですが、ゲストの意向により登ることに。久しぶりの高みの見物となりました笑 東京タワーよりも小さいエッフェル塔ですが、他の建造物が小さいため、相対的に大きく感じてしまうのでしょうか。ちなみにいつもと異なり、一眼レフを用いた撮影をしているので、いつもより画像のクオリティが良いです笑

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エッフェル塔より凱旋門を眺める

 

 

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では、では