Se projeter dans l'avenir 〜INSEAD MBA留学記〜

2018年8月からINSEAD MBA留学。MBAで感じたことについて毎日つづります

読書リレー(47) 書け!書け!ー森博嗣「小説家という職業」

小説家になりたいなら、小説は読まなくていい、ひたすら書け、書け!

 

 

小説家の森博嗣が書く、小説家についての暴露本。Kindleの日替わりセールだったので、即ポチしました。

森博嗣といえば、「スカイクロラ」等の小説を生み出している人気作家であるが、実は大学教授であることでも有名です。私も彼の小説シリーズは学生時代に一通り読んでおり、「理系小説」というジャンル(?)で非常に面白く読ませてもらった記憶があります。

 

その方が書いた小説家に関する本では、どのようにして小説家になったのか、そして小説家になるにはどうすればよいのか?といった点が書いてあります。この本が非常に面白いのが、この人の職業観が、スッキリしすぎていることでしょう。

 

そもそも、この人が小説家になった理由は、早い話が「小遣い稼ぎ」。曰く、仕事でも落ちつき、趣味で金が必要になったからだといいます。こんなにストレートに物言いをすると、逆に読んでるこっちがスッキリしてしまいますね。

 

また、作家として上達するためには、本を読みストックを作るのではなく、ひたすら書け、というメッセージもまた読んでいて気持ちが良いです。まあ、現実は厳しいだろうから私のような凡人が同じことをしても到底できっこないのでしょうが、この考え方には感服します。

 

最後に、小説家としてのあり方。森氏は、芸術家ではなくクラフトマンシップだといいます。お金をもらっているのだから、求められる通りにやる。辛いこともあるかもしれない。しかしそれは仕事なのだから仕方ないとして割り切っています。

 

こうして見てみると、過去にも紹介した漫画家の三田紀房氏の考え方と通ずるところがありました。彼も漫画を書き始めたのは金儲けだといっているし、仕事に対する考え方も非常に似ています。おそらくこういう考え方をしないと、社会に求められる作品というのはできないのだろうか、と思ってしまいます。

 

もちろん、個性を全面に押し出して作品を作り上げて、成功している人もいるのも事実です。こればかりは人それぞれなのでしょう。そういう観点からみると、自分の身の丈にあったマインドセットで、自分にあう考え方で作品を作っていけばいいのかなと考えてしまいました。

 

ということで、私は今日も書きます!書きます!笑

 

では、では