洋書活用のメリットデメリット〜純ドメがTOEFLを独学で攻略する〜

今回は教材関連について。TOEFLの攻略に洋書を活用するべきだという声は多く、ネット上でも大いに話題になっています。そうした情報に私も踊らされ、はじめの方は洋書を手にして勉強していたものです。

 

リーディングでは、「Mastering Skills for the TOEFL iBT」シリーズを、ListeningではDeltaを活用して勉強に励んでいた時期もありました。一方で、アウトプット系についてはスピーキングでは日本の教材を使っていました。

  

Delta's Key to the TOEFL iBT: Advanced Skill Practice

Delta's Key to the TOEFL iBT: Advanced Skill Practice

 

 

TOEFL TEST対策iBTスピーキング

TOEFL TEST対策iBTスピーキング

 

 

結果からいうと、洋書を使ったからと言ってあまりスコアは伸びませんでした。むしろ、スランプを作り出した一因になっているのでは?と思っています。

 

下記はあくまで個人的な感想でしかありませんが、洋書を活用する際のメリット・デメリットについて考えましたので以下ご参考ください。

 

洋書を使うことのメリット

① 良質な教材

これは特に日本の教材と比較して、という限定的なメリットにはなりますが、やはり海外で出版された教材の方が、日本で出版されている教材と比較して質が良く、レベルも総じて高めだという点です。頻出の単語等もさすがに抑えており、同様のトピックが出たこともあります。

 

②問題量が多い

日本の教材は何かと解説が多いのに比べ、洋書の場合はとにかく練習問題が多い、という印象を受けます。

 

洋書を使うことのデメリット

①解説が英語→初級者には厳しい

今考えればこれがスランプに陥った一番の原因かと。当たり前ではありますが、洋書なので、解説などは全て英語です。ですので、もともと英語の基礎もおぼつかないような人にとっては解説を読むのにも一苦労します。私の場合、「高得点取るんだったら解説もきちんと英語で理解できるようにしないと!」と意気込んでいたのですが、結局デモチベートされるだけにすぎませんでした。

 

②結局本番と形式が違う

これら洋書は、日本語の書籍と比べればちょうど良いくらいのレベル感なのですが、やはり本番の試験に限りなく近いかと言われれば、そうではないと言わざるを得ません。その点を理解せずに、洋書だけをといて「対策は完了!」と思っていると、痛い目にあいます(私がそうでした笑)

 

とここまで、メリットデメリットと述べてきましたが、私が購入した洋書の中で一番よかったと思う本を紹介します。ライティングの本です。

Barron's How to Prepare for the Toefl Essay: Test of English As a Foreign Language (Barron's How to Prepare for the Computer-Based Toefl Essay)

Barron's How to Prepare for the Toefl Essay: Test of English As a Foreign Language (Barron's How to Prepare for the Computer-Based Toefl Essay)

 

 ライティングのエッセイの書き方についてまとめられた本なのですが、巻末の185の例題と、それの模範解答が書かれています。日本ではすでに入手が困難で、私が購入した当初もAmazonで古本を購入しました。

 

 この本の素晴らしいところは、それぞれの例題を通じて、英語のエッセイの書き方について徹底的に叩き込むことができる点です。また、例文が多く、様々な表現を盗むことができます。私はこの本を活用し、2ヵ月後のテストでWritingで27点を取ることができました。おすすめです。

 

では、では