帰国、そして次のステップに

6月末以来、長い休暇期間をいただいておりました。7月にINSEAD MBAを卒業し、日本に帰ってきました。

 

キャリアのトランジションとしての色が強いINSEADにおいて、私も大多数にもれず、戦略コンサルからオファーを貰うことができました。卒業式が終わった後日本に戻り充電を済ませたのち、9月から働き始めています。

 

INSEADを卒業して早2ヶ月経ちますが、改めて意義深い一年だったなと振り返っています。帰国してから周囲から「MBAどうだった?」という質問をよく受けますし、中には、「自分も進学を考えているんだけど」という相談もよく受けるようになりました。そこで私が一貫してコメントしているのは、非常に良い経験だった、ということです。

 

MBAは不要だ、MBAではリーダーシップは育たない、勉強の内容は大したことないなどなど、色々な議論が飛び交っています。しかしながら、実際に行ってみた身としては、これらの議論はそれこそ机上のものであり、実際に経験するとこれらの議論が非常に空虚であることがわかります。ことINSEADにおいては、臨場感かつ肌身を持って、世界各国のビジネスを学ぶことができます。異なる2〜3のロケーションに滞在し、2ヶ月単位でやることがガラッと変わり、異なるバックグラウンドのビジネスパーソンと議論を交わし、交友を深めることができるのは、少なくとも今までの人生になかったことですし、これからもなかなか味わえないものなのかなと思っています。

 

そうした中で、卒業後私は日本に戻るという決断をしました。ここで得た知識はある意味国際運転免許証のようなもので、どこでも車を運転できるような状態。その気になれば、海外で働くという選択肢もありました。それでも日本を選んだのは、やはりこの課題山積みの日本に貢献したいという想いが強かったんじゃないのかなと考えています。

 

9月から心機一転、戦略コンサルタントとしてキャリアを進めます。今まで経験したことのない世界で、新しい学びの連続ではありますが、30過ぎても学ぶことがあるというのは逆に嬉しいことで、日々成長を感じながらいければなと。

 

ということでこのブログも、MBA生活のレポートから、MBA×戦略コンサルという月並みバックグラウンドなビジネスパーソンの日々の備忘録という形で、仕事には関係ない、読んだ本・雑誌・記事をひたすらまとめていくというものにしていこうと思っています。

 

ということでゆるくしぶとくやっていこうと思いますんで、引き続きお付き合いください。

 

では、では